原作は重松清の同名小説『流星ワゴン』。
最低で最悪な現実を生きる永田一雄(西島秀俊)が過去にタイムスリップするファンタジー小説です。
この手の小説では、過去を変えることで未来が変わるといった都合のいい設定になっていることが多いのですが、
『流星ワゴン』では戻った過去でどれだけ努力しても未来が変わることはありません。

一雄はこの半年間の内に、リストラされ、妻・美代子(井川遥)からは離婚を切り出され、
家には家庭内暴力の止まらない息子・広樹(横山幸汰)がいます。
末期癌の父・忠雄(香川照之)を故郷の福山の病院に見舞って帰京した一雄は、
「いったい僕はどこで間違えたのだろう…」と、やり切れない思いで駅前のベンチに座っています。

そんな一雄の前に1台のワゴンが現れます。
運転しているのは、橋本義明(吉岡秀隆)と同乗している息子・健太(高木星来)。
5年前の交通事故で同じく亡くなっているはずの2人です。

この2人と一緒に不思議なワゴンに乗り、過去の大切な場所を巡るうちに、
一雄は妻や息子とうまくいかなくなったきっかけを知ることになるのです。

まず、ワゴンの着いたのは1年前の上野駅前。
一雄の目に、若い男と歩く、妻の美代子が映ります。
狼狽する一雄の前に、今度は自分と同じ歳の父・忠雄が現れ、促されるまま、行動を共にします。

一雄は会社でリストラになった仕事の原因を取り除き、まだ平和だった家庭に帰ります。
しかし、妻には暗い秘密のようなものが。

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流星ワゴン!1話 あらすじとネタバレ!選タクシーとの違い

父に後押しされて、一雄は妻の浮気現場に乗り込もうとしますが、
そこは怪しげなヤクザの事務所と思しきところ。一雄と父はボコボコにされてしいます。

今度は父も一雄と一緒にワゴン車の中。着いたのは、観覧車のあるデパートの屋上です。
中学受験帰りの息子と3人で食事。「黒ひげ危機一髪」を買って帰ります。
3人で遊んだ後、息子は受験勉強があるからと自分の部屋へ。
家庭内暴力の原因である受験をやめさせようと一雄が息子の部屋に入りますが、
息子はおらず、しかも、部屋には荒れる前兆が。

やがて、夜道で息子を見つけて抱きしめる一雄。
忠雄もパトカーを捕まえて必死に探している様子でした。
遅くなるはずの妻も早く帰り、3人での夕食に安堵する一雄です。
これで、ハッピーエンド……?

まず、一雄の携帯電話に部下から仕事の失敗の連絡が。
そして、大人しくなるはずの息子がナイフを隠し持っていることが。
さらに、妻の浮気癖も変わっていないことが。

現実は何も変わらない方向に進んでいたのです。
再びワゴンに乗って時空の旅が始まります。
1話完。

『流星ワゴン』ですが、『素敵な選TAXI』のパクリ疑惑が上がっています。
原作の発表時期からいえば、むしろ逆ですし、
設定の似ているところがあるにしても、内容は全く違います。

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