【時代背景】

ドラマの舞台になった時代は、

第一次世界大戦前夜から第二次世界大戦の間。

貴族の館は広大な敷地に聳える豪華建築。

何十人という使用人が住み込みで働いています。

使用人はフットマン (下僕)、ボーイ (下僕見習い)、メイド (女性)と呼ばれ、

早朝から深夜まで、いつ何を命じられても対応できるよう、

気を緩めることは許されませんでした。

 

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【あらすじ】

イングランドの北東部、ヨークシャーのダウントン村にある

カントリー・ハウスの「ダウントン・アビー」が舞台。

持ち主のロバート・クローリーは、

グランサム伯爵でありクローリー家の当主。

家族は、先代グランサム伯爵夫人である母バイオレット、

アメリカの富豪の娘である妻のコーラ、

メアリー、イーディス、シビルの三人の娘。

当時の法律では、爵位と財産を相続できるのは

最近縁の男系男子一人だけ。

娘が三人だけのロバートの後継ぎは従兄弟のジェームズ。

そこで長女のメアリーが、ジェームズの一人息子パトリックと婚約し、

財産と爵位は子孫が継ぐ予定でした。

ところが、1912年のタイタニック号の沈没事件で

ジェームズとパトリックが死亡。

そこで、一番近親の男性で

弁護士のマシュー・クローリーを

屋敷に招き入れることになります。

伯爵はマシューを気に入るのですが、

バイオレットとコーラ、メアリーは

貴族らしからぬマシューが気に入りません。

相続問題をめぐる上流社会の人間関係の愛憎。

階級制が存在する邸宅の格差社会の内情。

やがては貴族階級が没落せざるを得なくなる社会情勢。

などといったことで、

物語は進行していきます。

【シーズン14

物語の始まりはタイタニック号沈没事件。

この事故でジェームズとパトリックが死亡。

伯爵家の財産と爵位はマシュー・クローリーが継ぐことに。

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やがて第一次世界大戦が勃発。

マシューは弁護士の娘ラヴィニアと婚約するも、

ラヴィニアはスペイン風邪で死亡。

1920年、メアリーとマシューは結婚。

クリスマスの日、メアリーは息子を出産。

しかし、翌年、マシューは交通事故で死亡。

1922年、マシューの事故死から半年。

マシューの遺言状により、息子が成人するまで

マシューの所有分の領地の管理は

メアリーに任されることになります。

 

 

【シーズン5

村人たちは戦争記念館を建てることにし、

執事のカーソンに委員長就任を依頼します。

カーソンは伯爵が後ろ盾になってくれることを条件に承諾。

美術史家のブリッカーが伯爵の妻・コーラに言い寄りますが、

伯爵は怒ってブリッカーを追い出してしまいます。

料理長助手のデイジーはバンティングの影響を受け

左翼的な傾向に染まり、料理長のパットモアを困らせてしまいます。

運転手のブランソンはクローリー家の三女・シビルを連れて、

アメリカの従兄のもとに移住。

【まとめ】

欧米では記録的にヒットした番組ですが、

日本ではそれほどの話題にはなっていません。

登場人物の多彩なことや、場面転換のスピーディーさ、

横文字の名前の覚えにくさ、などが原因だと思われます。

また、第一次大戦、アイルランド紛争といった歴史的なこと、

当時のイギリスやヨーロッパの社会の仕組みを

ある程度理解している必要があります。

現在、NHKの地上波でシーズン4が放映されています。

漠然と観るのではなく、じっくり腰を据えて観ると

話のつながりが見えてきます。

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とても複雑にみえる人間関係ですが、

結果に対しての布石やそこに至る情感が実に良く練られていて

見応えのあるドラマに仕上がっています。

 

 

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