物語は太秦で山田孝之が出演する映画『己斬り』の撮影場面から始まります。
山下敦弘監督の時代劇。
ラストシーンは山田の演じる侍が刀を首に当てて自害する場面ですが、納得の出来る演技ができません。
山田は偽物の刀では死ねないから真剣を、と言い出します。遂には演技を中断、映画は撮影中止に。

山田はその理由を、今までの自分は自分の軸を作らないことで、色々な役を演じてきたのですが、
その結果、役と自分の境目がわからなくなり、役を自分から切り離せなくなってしまった、と語ります。

山田は、山下監督に清野とおるの漫画の単行本『ウヒョッ!東京都北区赤羽』を差し出し、
自分の軸を作るために赤羽に引っ越す、と言い出します。

赤羽に実在する個性的な人たちの真っ直ぐな生き方に感銘を受けたから、
そこに住めば、「見失った本来の自分を取り戻せる」と直感したのです。
監督には赤羽での自分の姿を密着して撮影してほしいと依頼します。

『東京都北区赤羽』は、清野とおる作の、ほぼノンフィクションのエッセイ漫画。
実家の板橋区から一人暮らしのために赤羽に引っ越してきた著者が、
赤羽の超個性的で強烈な人々と出会うことで話が展開していきます。
現在は、『漫画アクション』(双葉社)で続編『ウヒョッ! 東京都北区赤羽』を連載中。

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山田孝之の東京都北区赤羽 2話 ストーリー 感想 あらすじ

2話は、山田と清野が会うところから始まります。

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2人は漫画に登場する赤羽の名所を回ります。
ビル屋上のお稲荷様にお参りしたり、写真館で記念撮影をしたり、清野のお気に入りの場所を教えてもらったり。
夜になると清野の行きつけのナイトレストラン「マカロニ」へ。
漫画に登場する赤羽の住人たちが集い、山田の歓迎会です。

最後の挨拶で、山田は、自分が赤羽に住むことになった決意を語り、
一人ひとりと握手を交わしますが、一見ヤクザ風の初老のオヤジ、ジョージだけは握手を拒否。

自分の隣に山田を座らせて説教を。
赤羽の人たちを舐めていないか、と言うジョージに、「東京都北区赤羽」を読んで、ここにいる人たちは、
素直に生きてるなと感銘を受けたんです、と真情を吐露する山田。

それを読んで、ここに越してきて、その素直に生きてる奴らと付き合って、
自分が素直に生きられるかというのは別問題だろう、と言うジョージに、自分も挑戦したいと反論する山田。

挑戦なんかしなくても、その気があるのなら普通に生活すれば素直になれる。
挑戦ではなくて、溶け込む、馴染む、そういう感覚ですよ、
とジョージに釘を刺され、山田は声を震わせ、涙をぐっと堪えます。

山田孝之の崩壊と再生の記録で、ドキュメンタリードラマとのことですが。
ノンフィクションであるドキュメンタリー(事実)と
フィクションであるドラマ(虚構)の融合ということでしょうか。
であるならば、ものすごい矛盾点をはらんでの展開になりそうです。

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