人生の峠を越した男がふたり、命を賭けて峠を越える。
ひとりは不器用に亡き友との義に生きてきた男。
ひとりは大義のために友を斬り、敢えて出世に生きた男。
銀色に輝く漢江、つまり天の川のことを漢詩では「銀漢」というそうです。
「銀漢の賦」とは、そんな天の川輝く満天の星空を共に見上げた男の友情の物語です。

「銀漢の賦」は年老いた男が昔の友達を思い出す話だ。自分自身の過去をたどりつつ、
青春とからみつく単語が不意に浮かび上がってきたのではないか。
言葉は人生の忘れられない場面とつながっている。友達を思い出して、少しだけ泣くかもしれない。
かつて強い絆で結ばれていた三人の男たち。しかし歳月を経て、ひとりは政界の実力者に、
ひとりは出世から見放なされた鉄砲衆に、そしてもうひとりは百姓一揆の首謀者に。
運命は、百姓の命を奪い、それが元で、残されたふたりは「絶交」を余儀なくされる。
おのれの「生」を生き切る場所を探すふたりは、やがて熱く友情を復活させる。

源五と将監が斬り合う寸前、将監の妻みつが機転を利かして二人の刀を収めさせる。
みつは源五に上がるように勧める。みつは、昔を思い出す。
源五に藩主に嫌われた理由を問う源五に将監は国替えの動きを止めるためと答える。
山崎は、藩主をたぶらかし、源五に将監を切らせようとしたのだ。

国替えで辛い思いをするのは百姓だと将監は源五に言う。自分の命を使いきりたい。
そのためにも源五にに手伝って欲しいと将監は言うが、源五は断る。
幕閣になりたいあまり藩主は幕府に月ヶ瀬の土地を差しだそうと言うのだ。一揆を収めた後、
源五が命がけで作った堰によって豊かな実りをあげる故郷を失うかも知れない。源五の心が揺れる…。

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風の峠!4話あらすじ

後日、源五は将監の家を訪ね、みつに酒を飲ませてくれと言う。
よった振りをして、暗殺の失敗と思わせるためであった。山崎は、あくまで源五が勝手に将監を
私事で切ったと言う事でなければならないのだと言う。
山崎は、いろんな事を企んでいる。
源五の娘は、フキに家から出るように言われるが、フキは日下部家の女中ですから、
津田家の人にとやかく言われる事は無いと、たつにキッパリと言う。
たつは、源五の事を悪しざまに言う。それは、夫の津田伊織の手前もあっての事だろう。たつもツタも泣いている。

将監は、体調を崩していた。江戸へ行くと言う夫について、みつも江戸へ共に行くと言う。
源五とツタは堰へ来ていた。8年前、堰を作りたいと将監に直訴していた。
将監は、堰を作るのに失敗した場合、代表の3人を磔にすると言う。

堰の普請は進んでいなかった。将監とて悩んでいた。源五たちを普請の目付として行かせた。
しかし、堰を作る途中で事故が起き死者まででた。源五は自ら、石を積んだ。
身体の弱い源五の妻は、源五の思うように生きて下さいと言う。
その妻が危篤の時も、源五は石を積んでいた。娘はそれで、父を恨んでいた。
将監は、普請の事を褒めるが、その時、鬼と呼ばれる程の日下部源五の働きを聞く。
堰が完成し、田畑は潤った。源五は十蔵のお蔭だとツタに言う。

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