小説「流星ワゴン」の結末は、少し掴み所の無い結末だった。
過去を変えられなかった永田一雄、過去の世界で妻・永田美代子と息子・永田広樹に「必ず覚えておいて欲しい」と
言って未来を変える希望を託したが、現実世界の妻・永田美代子と息子・永田広樹は何も覚えておらず、
最低で最悪の現実は何一つ変わっていなかった。

しかし、妻・美代子と息子・広樹は「何となく以前にもあったような」という感じが残っており、
妻は朝帰りを止めるようになり、
息子夜12時には寝て、家族揃って朝食を一緒に食べるようになったという結末だった。
息子不登校のままだし、一雄も再就職の書類審査が通っただけで、最低で最悪の現実には変わりないが、
少し未来に希望が見えた、という結末である。

この結末をハッピーエンドと受け取るかどうか・・・

最低で最悪の現実は変わらなかったけれど、一雄が大きく成長したので、明るい未来が待っていると思えた。
だから、小説「流星ワゴン」の結末はハッピーエンドなのだと思う。

一雄は、やり残した事が有ると言って、ワゴンから降りる。美代子の家事を手伝いながら、美代子の実家に
引っ越しをする事を考えて欲しいと言う。
一雄は何とかして、引っ越したいが、広樹は必ず受験に成功して公立中に行かなくて済むようにするから、
イジメの話を母親には言わない欲しいと言う。
一雄は美代子に家計費を渡す。広樹は塾に行き、一雄は美代子の後を付ける。そして、美代子は喫茶店で知らない男に
お金を渡す所を見てしまう

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流星ワゴン!4話あらすじ

家に帰った一雄は、家の中で妙な物音が聞こえる。その音は、忠さんが貯金通帳を探している音だった。
そして、貯金通帳に有った筈の500万円は全部引き出されていた。
驚いている一雄の元に、広樹が道端で過労のために倒れたと病院から連絡が入る。使ってしまった500万円は、
美代子がヤミキンから借りたお金の返済だったようだ。美代子は、パチンコの中毒になっていた。
多額のお金を賭け事につぎ込んでいたのだ

美代子は、友達と喧嘩したからムシャクシャして・・・今日だけついギャンブルにと言い訳をした。
一雄は、優しい手紙を美代子に書く。泣き崩れる美代子だったが、一雄が置いていった僅かなお金さえも
ギャンブルにつぎ込む。
完全な中毒・・・一雄はアチコチに借金を頼むが断られる

そして遂に母親の所にも借金の電話をする事になる。そんな時、美代子と忠さんが意気揚々と帰って来る。
どうやら競馬で大穴が当たったらしい。
忠さんは、たまたま未来の新聞で当てたものだった。
喧嘩になる、一雄と忠さん・・・出て行けと忠さんに言ったものの一雄は苦しむ。家に帰り辛くて、
一人たたずむ美代子と忠さんは二人で酒を飲む。
そして、一雄と美代子は二人でサラ金業者に借金を返す
自分を責めない一雄にどうしてなのかと訊く。それはそれでツラいのだが・・・

そして一雄と忠さんは、またワゴンに乗る
そして、忠さんは、一雄が思っているよりもズット美代子は病んでいると言う。

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