源五は、娘婿から今から会う人には、くれぐれも粗相の無いようにと言われる。
その人は側用人山崎多門であり、褒美は何が良いと訊かれる。
源五は、もとより切腹する身だからと言うが、
もしも自分の切腹が許されるのならと希望を言う。

山崎多門から聞きしに勝る変わり者と言われ、そして気に入ったと言われる。
源五の娘たつは、自分の主人津田伊織に“出世したければ、気をつけて下さい。
上に行きたければ、父上と逆の事をすれば良いのです”と話す。

そのころ源五は若い侍に酒を飲ませて、いろいろな情報を得る。
その中で、鷲角清右衛門の話が出た。
その場で20年前の一揆の話になると、急に源五は“天狗に訊け”と叫ぶ!
二十年前、源五は十蔵が起こした一揆の討伐隊に借り出され、
鉄砲衆の仲間を失う経験をした。

一揆では百姓も必死で抵抗する。
源五は百姓は殺すなと叫ぶが、そうはいかなかった。

一方、蟄居を命じられた将監は藩主の本家筋に家臣を送り、
一揆を収めるためには藩の体制を変える必要があると説いていた。
将監は妻のみつに切腹を命じられた時は、実家に帰してやりたいのだが、
ここがそなたの実家・・・なにもしてやれないと話す。

みつは、将監にどこまでも着いていきますと話す。
そして画を書きながら時を、そして沙汰を待つ。

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風の峠!3話あらすじ

その工作が実を結び、一転将監は家老として迎えられる。
月ヶ瀬藩を動かしたのだ
将監は自ら切腹を言い渡した、元家老から、政の難しさを教えられる。
そして九鬼は切腹した

将監一揆をおこしたものを村に返すように言い渡す。
家臣からは、それでは示しがつかないと言うが、将監は皆を村に帰した後、
主犯格の天狗の十蔵だけを・・・と言う。
一揆の後、十蔵は村人達に九鬼が切腹したことを伝え、
これからも村で米を作ろうと話す。

しかし、天狗の十蔵には死罪の沙汰が下る
それを聞いた源吾は十蔵に会いに来るが、もう致し方の無い事だった。
十蔵の妻から、何故自分の夫だけが攻めを負うのかと言われる。
皆を助けたのに・・・十蔵は源吾が来たら渡して欲しいと言われていた手紙があった!!

源吾は、家老となった将監に十蔵を助けるように必死で頼む。
十蔵は将監を助けようとしているのだと。
それを受け入れない将監に、源吾は“お前と俺の仲もこれまでだ”と言い残し去る。
将監も、許せと泣く。十蔵の処刑の日がやって来た。
源五は十蔵の名を叫ぶ。妻も子供も叫ぶ!!!
しかし、十蔵は処刑される。将監にとっても、源五にとっても“友”であったのに・・・

源五は十蔵の娘に、源吾が最期に残した漢詩を見せて、語って聞かせた。
娘は、美しい詩ですねとつぶやく。
将監に藩主より隠居が伝えられた。
その目の前には鷲角清右衛門がいた。
そして突然源五が将監も前に現れ、刀を抜く・・・

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