◆NHK 木曜時代劇 まんまこと 真真事
2015年7月16日(木) 総合 毎週木曜 午後8時
再放送:総合 翌週木曜 午後2時5分 *全10回

町奉行では裁けない町内の民事事件を裁定する町名主。
その跡取り息子である高橋麻之助と、隣町の町名主の跡取りで、色事にかんしては凄腕の八木清十郎、
同心見習いで腕はたつが、石部金吉の相馬吉五郎は、幼なじみの親友どうし。

麻之助は16までは真面目で優秀な少年だったが、あるときを境に、お気楽な遊び人になってしまう。
普段はとんと頼りにならない麻之助だが、実はその推理力には並外れたものがある。

毎回、麻之助のもとに持ち込まれるのは、切った張ったの殺伐とした事件ではなく、
江戸庶民のかかえるささいなもめ事。ところが、ひとたびもめ事が持ち込まれると、
麻のように乱れて解きほぐしがたい事件を、思いもつかない方法で鮮やかに解決していく!

❖作者の言葉
原作:畠中恵
自分の作品が舞台でもテレビドラマでも、また書籍とは違った魅力が出てくるものだと思うので、
木曜時代劇「まんまこと」がどんなものになるのか、ひとりの視聴者として大いに期待をしています。

屋外ロケの見学にも実際にお伺いしましたが、麻之助、清十郎、吉五郎を演じている三人の俳優の方に
並んでいだいた時には、思わず「格好いい!」と声に出して感嘆してしまうほどでした。

小道具や衣装にもそれぞれ細かい工夫が凝らされているし、従来の時代劇の型に収まりきらない新鮮さも感じて
います。ぜひ、多くの皆さんに「まんまこと」の世界を楽しんでいただければ幸いです。とのこと!

ドラマ登場人物
高橋麻之助…福士誠治
神田の古町名主、高橋宗右衛門の跡取り息子。もともとは気まじめで勤勉な若者だったが、
16の年にどういうわけか性格がひょう変し、お気楽で呑気な人間と化す。

朝寝坊と、甘いものと、盛り場が大好き。優柔不断で頼まれたことは断れずもめ事に首をつっこむのだが、
いったん関わると、するすると事件を解決してしまう。
その推理は見事で、人の心の奥底に隠れている真真事(まんまこと)を引き出してしまう。

お寿ず…南沢奈央
吉五郎の又従兄で、武家の娘。明るく聡明で、思ったことは口に出して言わないと気がすまない。
お転婆で頑固者だが、人には嫌われない。吉五郎の口添えで麻之助との縁談が持ち上がるが、
その裏には何か事情があるらしい。

お由有…市川由衣
麻之助の幼なじみ・八木清十郎の父、源兵衛の後妻。6歳になる息子がいる。麻之助とも幼なじみ。
芯は強いが、あまり自分の気持ちを出さないもの静かな女性。

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まんまこと!原作のあらすじ

 

八木清十郎…桐山漣
麻之助の幼なじみで親友。神田の名主、八木源兵衛の跡取り息子。口がうまく、粋でお洒落な遊び人で、
絶えず複数の女性と付き合っている。

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相馬吉五郎…趙珉和
麻之助、清十郎の幼なじみ。武家の出で、同心の養子となり見習いをしている。謹厳実直で品行方正、
気まじめすぎて融通の利かない石頭。

巳之助…えなりかずき
高橋家に住み込み、名主の仕事を手伝う。家は貧しく、いつか家族を自分で養いたいと精進している。
生真面目だが、空回りすることが多い。

おと吉…桧山うめ吉※オリジナル・キャラクター
両国に住む小唄の師匠。清十郎とねんごろな元柳橋の芸者。その妖艶な容姿から、
付近の男衆はこぞって小唄を習いに来ている。

八木源兵衛…石橋蓮司
清十郎の父で町名主。先妻を亡くし、後添えに30も年の違うお由有を迎え入れる。
規律や道徳に厳しく常に自分を律し、周囲の尊敬を集めている。

火消しの頭取…伊吹吾郎※オリジナル・キャラクター
江戸一番組の頭取。麻之助たち幼なじみが通う湯屋の常連。一見コワモテだが、その実は面倒見のいい男伊達。

宗匠…市川左團次※オリジナル・キャラクター
麻之助の俳諧の師匠。本業は造り酒屋の主人だが、俳人としても高名。麻之助をかわいがり、
人には言えぬ相談ごとにのっている。

おさん…竹下景子
麻之助の母。裕福な家庭で何不自由ないお嬢様として育ったためか、明るくのんきな性格。
さらに、好奇心旺盛で流行りものが大好き。

高橋宗右衛門…高橋英樹
麻之助の父で代々続く神田の町名主。神田8か町を治めている。謹厳実直で真面目で融通が利かない。
冗談は通じず、男女の機微にも疎い。

語り…柳家小さん
設定は、高橋家の支配町のとある長屋に住まう落語家。町の噂に通じる芸人の視点で、ドラマの進行役を務める。

原作は?
「しゃばけ」シリーズがブレイク中の気鋭・畠中恵さんの新シリーズは『まんまこと』というタイトルです。
意味は「真実。ほんとうのこと」。

江戸は神田の古名主の玄関先に持ち込まれる騒動(いまでいう民事の範疇)を、やや頼りない跡とり息子・麻之助
とふたりの悪友—-男前でモテモテの清十郎、堅物の吉五郎が活躍し、絵解きします。

この彼らがとても魅力的なのです。ついついお話の向こう側まで想像してしまうような強力なキャラクターたち
です。女性陣も負けてはおりません。芯が強く、可憐な眦を決し、こうと決めたら動かない意気地のある女たち
が生き生きと描かれています。

お腹の子の父は誰なのか? 万年青争いの真相は?切ない恋物語も織り交ぜられ、読者をつつみこむような
畠中ワールドが存分に楽しめる一冊です。ふうわりと温かな読後感をぜひ味わってみてください。

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